スクラッチノイズは、ジャック、ポット、スイッチ等で発生しますが、
今回はスイッチのスクラッチノイズに着目したいと思います。
レスポール等に使われているトグルスイッチを動かした時に、
ノイズが出る事があると思います。
このノイズは接点の汚れや錆が原因の場合が多いです。
改善方法としましては、細かいサンドペーパーで接点を磨けばOKです。
その後、錆が出ない様に少量のグリース(CRC5-56等でもOK)を
接点につけておくと良いです。
これで改善しない場合は、接点の磨耗等が考えられますので、
新品に交換をお勧め致します。
また、ストラト等に使われているレバースイッチから
スクラッチノイズが出てしまった場合はかなり致命的な場合が多いです。
接点復活材で改善する場合もありますが、
ほとんどの場合改善は難しいので、新品に交換をお勧め致します。
それからこれは余談なのですが、スイッチの構造上の問題で、
接点の劣化が早いモノもありますので新品に交換の際は注意が必要です。
あまり安価なモノはお勧めできません。