ギターをリペアするのに一番最初に確認する事は、
ほこりが付いていないかどうかと言う事です。
ヘッドトップ、ペグ周辺、指板、フレットの隙間、
ピックアップ周辺、ブリッジサドル周辺、スイッチ周辺、
コントロールノブ周辺などの見た目で分かる部分と、
コントロールキャビティ内部やピックアップキャビティ内部などの
目に見えない部分です。
ほこりは見た目が良く無いだけでなく、音質が悪くなったり、
接触不良の原因になったりしますので、
こまめに掃除をする様に心がけましょう。
目に見える部分のほこりは、ギタークロスで拭き取ります。
クロスが入らない狭いところは、
エアースプレーでほこりを吹き飛ばします。
ほこりが吹き飛ぶのがいやな場合は、
細いハケなどでほこりをかき出しながら掃除機で吸いとります。
また、内部に入り込んだほこりは要注意です。
スイッチの接触不良の原因になったり、
ポットの中にほこりが入ってしまいますと、
やはり接触不良の原因になりノイズが出てしまう場合もあります。
内部のほこりを掃除するには、もちろんピックアップを外したり、
コントロールパネルを開けたりしなくていけなせんので、
多少めんどうですが根気良く掃除をしましょう。
内部の掃除の方法は、ピックアップキャビティ内部でしたら、
エアースプレー吹き飛ばす方法でも良いのですが、
コントロールキャビティ内は非常にデリケートですので、
掃除機に細いノズルを付け慎重に細いハケなどで
ほこりをかき出しながら掃除機で吸い取る方法が良いと思います。
半年に1度くらいは内部の掃除を実施してくださね。