演奏していてフレットの両端が
なんとなく引っかかる様な感じはありませんか。
この原因は、空気の乾燥によるネック(指板)の収縮です。
特に冬場に多い症状なのですが、
極度の空気の乾燥によりネック(指板)が収縮し
フレットの端がはみ出してしまうのです。
エアコンの効いた乾燥した部屋に
ケースに入れず放置した場合などは要注意です。
また、レスポール等の指板にバインディングのあるギターは、
ネックやせによりバインディングが浮いたり
割れたりする場合もありますので特に注意が必要です。
さて、はみ出してしまったフレットなのですが、
夏場になれば元に戻る可能性はあります。
しかし、そこまで待てないと言う場合は、
フレットの端をヤスリで研磨する方法が良いと思います。
指板を傷つけない様、慎重に目立てヤスリ等で
フレットのはみ出した部分を研磨して行きます。
指板にマスキングテープを貼って作業すると
指板の保護になりますのでなお良いと思います。