ギターペグをリペアする上で最初にチェックするのは、ペグの取り付け状態です。
しっかりガタが無く付いているがどうか、チェックしてください。
チェックする方法は、弦を出来る限りゆるめ、
(出来れば弦を外した状態の方か良い)
その状態でペグ本体を摘み、ペグ全体を揺らして見てください。
ぺぐがガタガタ動かなけれはＯＫです。
もし、ペグ本体がガタガタ動く様でしたら、
ビスや締め付けナットなどが緩んでいますので、
工具を使ってしっかりと締め直してください。
ここでの注意する事があるのですが、
あまり力任せに強く締めすぎると塗装が割れてしまう場合が
ありますので十分注意してください。
次に、ペグポストを摘んで上下に動かして見てください。
普通は多少遊びがありますので、
少しは動きますが、1ミリ以上動いてしまう場合は、
ポストとギアを止めてあるネジが緩んでいる可能性があります。
この場合はペグを分解しないとネジを締められませんので、
プロにお願いした方が良いと思います。
それから、ペグボタンがネジで止まっているタイプは、
ペグボタンの止めネジが緩み過ぎていないかチェックしてください。
簡単にペグボタンがクルクルと回ってしまう場合は、
少しネジを締め込み、回す時きにある程度手ごたえの
ある状態に調整しましょう。
クルーソンタイプのペグで、ギアカバーの端が開いてしまい、
ジャフトがぐらつく場合は、プライヤーなどで締め直せば、
ある程度は元に戻ると思います。
プライヤーなどでギアカバーの端を締め直しても
シャフトのぐらつきが変わらない場合は、
内部のギアが磨り減ってしまっている可能性があります。
この場合はペグの交換をお勧め致します。
