スクラッチノイズは、ジャック、ポット、スイッチ等で発生しますが、
今回はジャックのスクラッチノイズに着目したいと思います。
ジャックにプラグを差し込んだ瞬間や差し込んだ状態で
プラグを動かした時にアンプからノイズが出る時があります。
この原因の多くは場合は、ジャックのコールド側接点の汚れや
錆によるものです。
この汚れや錆が原因で接触不良を起こしノイズが発生します。
そこで簡単に出来る処置方法なのですが、
ジャックの内側を磨いて奇麗な状態にすればノイズは無くなります。
磨く方法なのですが、#400〜#600のサンドペーパーを
プラグの穴より一回り細い棒に巻き付け、プラグの内側を磨きます。
ただしこの方法は、プラグの内側のメッキが落ちてしまいますので、
その後は錆が発生しやすくなり、頻繁にこの作業が必要になります。
これはあくまでも応急処置ですので、
早めに新品への交換をお勧め致します。
また、ホット側接点にも接触不良がある場合も
#400〜#600のサンドペーパーで磨けばノイズは無くなると思います。
しかしこれも応急処置ですので、
早めに新品への交換をお勧め致します。